手のひらサイズの高速ストレージを持ち運ぶ。-バッファロー SSD-PGM1.9U3-B/N

物理的なスペースも取らず、持ち運びも軽く、データの転送も高速。
こんな時代が来るとは。

最近、所有しているHDDに不良セクタが見つかったので、代わりのHDDを購入しようと思っていました。
Western Digitalの8GBの外付けHDDの評判が良かったので、それを購入しようと考えていたのですが、
今の外付けSSDって値段はどうなんだろう?
と、ふとした気持ちで検索してみると。。。
Amazonにて2TBが23000円(購入時)だったのが、3000円OFFフクーポンの対象となっており、適用することで、20000円に。
2万という価格はそれなりの額になりますが(WDのHDDよりも高いし)、2TBの外付けSSDの中では、お買い得だと判断し、購入に踏み切りました。

価格と容量で8TBの外付けHDDの購入も悩みましたが、最近は所有するモノをなるべくコンパクトにしておきたいという考えと、久しぶりに、所有していないガジェットに投資するのも面白そう、という考えで最終的にSSDを選択。
結果的に、これで正解だったと感じています。

SSD-PGM1.9U3-B/Nの外観

箱。SSD自体が小型なので、箱もそれほど大きくない。
同梱物は、SSD本体とケーブルと説明書のみ。だいぶシンプル。
開封すると、しっかりと衝撃対策がされている。
本体。名刺と比較すると、ほぼ同サイズ。名刺より少しスリム。
胸ポケットに入る大きさ。
薄さは目薬より若干薄いくらい。
背面のシールが大きすぎて、デザインとして気になる。
ケーブルはType-C。ぱっと見、片側はType-Cだが、もう片方はType-Aとなっている。
よく見ると、変換コネクタが接続されており、それを外すとType-Cとなる。
なので、PC側にType-C端子が無い、もしくは不足している場合でもType-Aで接続ができるし、Type-Cでも接続できる。

使用感

とにかく小さくて軽く、幅も取らず、さっと接続できるのでよいですね。

アクセスランプは白で、それほど目立たないのが良い感じです。
(外付けHDDケースにありがちな、青いランプがまぶしく光り、ちかちかすることが無いのが良い。)

こちらはベンチマークを図った結果。

SATAのSSDなので、これくらい出ていれば良いのでは。
これより高速なモノを求めるなら、SamsungのUSB3.2 Gen2接続タイプが販売されています。

また、変換コネクタを外し、Type-Cで接続した場合の結果も載せておきます。
ただし、Type-Aはハブ経由だったのに対し、Type-Cの場合は直接接続だったので、その差が出ている可能性もあります。
ですが、数MB/s程度なので、それほど大きな差ではないと判断しています。

100MB程度のファイルをいくつか適当に転送してみたが、200MB/s以上の速度が出ています。
HDDへの転送と比べると、ストレスがありません。

ちなみにベンチマークを取っている時、ほんのり温かくなりました。
CrystalDiskInfoでデータを見ると、40度程度でした。
ベンチマークを2回実施してその状態なので、長時間大量のファイルを扱った時が少し気になるところ。
本体のケースがプラスチックなので、これがアルミならより安心感が高まったのかなと思います。

良いところ

・サイズ感。小さいため、軽量で、持ち運びにも邪魔にならないし、自席で使うにもスペースを取らない。
・SSDのためHDDと比較し高速。
・アクセスランプの色が大人しめの色。
・バスパワーで動作するので、ACアダプタも不要。

気になるところ

・HDDと比較しての値段は高く感じる。
・使っているとほんのり温かくなる。アルミケースならなおよかった。
・背面のシール。性能に影響があるわけではないが、デザインとして少しダサい。

さっそく、デジカメやスマホで撮りためた写真を管理するのに使い始めました。
画像ビューワでパラパラ表示していくことが多いのですが、引っかかりが無くなります。
OSのバックアップ先としても良さそうですね。(その際はもう少し容量の小さいものにすると、価格ももう少し抑えられるかと。)

近年はサイズが小さくて、速度が速い大容量のストレージが、手の届きやすい価格になってきた印象があります。
私が購入した「SSD-PGM1.9U3-B/N」以外にも、各ストレージメーカーから同容量のモノが同価格帯で販売されているので、これを機に購入してみてはいかがでしょうか。