Oracle CertView のアカウントを移行して資格受験情報を引き継ぐ

メールアドレスの変更ができれば楽なんですけどね…。

この度転職することになり、会社のメールアドレスで登録していたサービスの棚卸をしていました。
その中で、OracleのCertView(Oracleの資格試験受験用のアカウント)のアカウント移行が少し引っかかったので、メモとして残しておきます。

アカウント移行の背景

もともとは、アールプロメトリックの受験用IDを持っており、それをOracleのCertViewに紐づけしていました。
そのOracleのCertViewアカウント作成の際に、会社のメールアドレスを使って作成しました。
そこで、今回退職となったわけですが、さすがに前職のメールアドレスを使い続けるわけにはいきません。

アカウントに登録しているメールアドレスを、個人のメールアドレスへ変更できればよかったのですが、CertViewはそれができない仕様となっています。

そのままだと、Oracleが運営する資格を受験する場合、転職前の会社のメールアドレスでログインして試験予約をすることになりますが、転職後に前職の会社のメールアドレスを見ることはできませんので、試験用ID(Oracle Testing ID)の移行手続きを行いました。

そもそも試験ID(Oracle Testing ID)の移行を行わないとどうなる?

試験IDの移行を行わなくても、新しく作成したアカウントを使って試験を予約して受験することは可能です。
ですが、

  • 過去に受験した情報、取得した資格情報が引き出せなくなる。
  • それにより、資格試験受験時に、前提となる取得しておく必要がある資格が無い状態となり、受験できない可能性がある。
    (例えば、Oracle Certified Java Programmer, Gold SEを受験するためにはOracle Certified Java Programmer, Silver SEを保有しておく必要があるが、新規アカウント側に、これまで受験した資格情報が無い状態となる。)

といったことが考えられます。
ということで、新規アカウント作成した際には、IDを移行しておいた方が良いかと思います。

アカウント移行と言ってますが、新アカウントに、これまで使用していたOracle Testing IDを移行する、という感じですね。

移行の流れ

次の方法で移行します。
・旧アカウント(移行元。私の場合は会社のメールアドレスで作成しているアカウント)でログインし、IDをメモしておく。
・今後使いたい、新規のアカウントを作成。
・CertView運営事務局に移行を依頼。

移行を依頼する際には、以下の内容を連携することで、すぐに対応して頂けました。

・旧アカウント(移行元)のメールアドレス
・旧アカウント(移行元)のOracle Testing ID
・新規に作成したアカウントのメールアドレス

CertView運営事務局には、
旧アカウントが事情により使えなくなることを伝え、新アカウントにOracle Testing IDを移行したい。
という内容で問い合わせしました。

問い合わせ後、運営事務局から対応完了の連絡が来たら、IDの移行が完了です。
私の場合は翌営業日(1日後に)連絡を頂きました。
これで、アカウントの引継ぎ作業は完了です。

転職するのだけど、CertViewのアカウントを会社のメールで登録している場合どうしよう、
といった場合の参考になれば幸いです。