私が現在使用しているPCはUX390UAです。
このPCにはUSB Type-Cのドックが付属しており、このドックに電源やHDMIディスプレイ、外付けHDDなどを接続しています。
このType-Cドックで気になるのが、ノートPCなので、頻繁に持ち運ぶことが想定されます。
(といっても、今のところはそんなに頻繁に持ち運ばないのですが。。。)
そのため、本体のUSBポートからドックを頻繁に抜き差しすることが考えられるのですが、耐久性が心配になってきます。
UX390UAのインターフェースですが、3.5mmイヤホンジャックが1つ、USB Type-Cの端子が1つ、
とかなりシンプルな構成になっています。
そのためこのUSB端子が接触不良になったり壊れたりすると、ボード修理の可能性が高くなり、修理費用が高くつくことが考えられます。
そうならないように回避案を考えた結果、
[UX390UA]+[Type-C延長ケーブル]+[Type-Cドック]
と、間に延長ケーブルを挟み、抜き差しは延長ケーブルとドック間で行い、延長ケーブルは基本PC本体に挿しっぱなしにする構成はどうだろう、
と考えました。
ケーブルの選定条件
購入するにあたり、条件を定めます。
a. 極力短いもの
あくまで本体の端子の代わりのため、長さは必要としません。短ければ短いほど◎
b. 断線しにくそうなもの(これが、後になって悩みの種となります)
ケーブルなので、頻繁に曲げるシーンが想定されます。そのため、耐久性がありそうなものを選びます。
c. USB Power Deliveryに対応しているもの
ノートPCの電源はドックから取得しています(ドックに電源を接続している)。
そのため、延長ケーブルもPower Deliveryに対応しておく必要があります。
CableCreation USB Type C ケーブル 購入
いくつか候補を絞り込み、その中から選択した製品がこちら。
CableCreation USB Type C ケーブル(3A) 【Gen 2(10Gbps)】 USB 3.1 Type C (オス) to Type C (メス) 延長ケーブル
パッケージ。海外製品のパッケージは簡易的なものが多いですよね。
ケーブルの太さですが、メジャーでぐるりと簡単に測ったところ、1.8cmあります。
思ったより太い。。。ですがそれなりに曲がります。
質感は特に気になるところはありません。
端子の先端や、ケーブルはしっかりしています。
長さですが、0.3mなので、長いですね。条件a、何だったのか。。。
質感・外観は問題ないので(長さ以外)、性能を見てみます。
充電は問題なくできています。
転送速度については、次の方法で測定してみました。
測定ツール:
CrystalDiskMark v6.0.2
ベンチ対象のディスク:
IODATAのEX-HD2CZ(https://www.iodata.jp/product/hdd/hdd/ex-hdcz/)
測定方法:
UX390UAに付属していたドック+ディスク
UX390UAに付属していたドック+ケーブル+ディスク
の構成で、差が出るかを確認。
本当はSSDが良かったのですが、手持ちが無いためHDDとなります。
測定結果。上は延長なし。下が延長ケーブルありです。
ケーブルを挟むと若干速度が落ちてはいますが、これなら許容できる範囲ではないでしょうか。
まとめ
・質感は問題なし。
・性能面も問題なし。Power Delivery対応で充電可能。外付けストレージも速度が出ている。
・取り回し性は△。(今回のケースだと、丈夫なケーブルと長さがあだに。)
ということで、丈夫である程度の長さのあるケーブルを必要としている方にお勧めします。
にしても、10cmくらいの延長ケーブルってないかな。
いっそ、端子だけでも。。。