果たしてPCのように操作することができるのか。
何度か紹介しているAmazonの「Fire TV Stick」。
ストリーミングコンテンツを観るのに手放せないガジェットとなっています。
また、アプリで機能拡張もでき、ブラウザ(Firefox)もインストールできるので、WEBコンテンツも閲覧可能です。
このブラウザを活用して、ファイルの編集作業などは難しいですが、PC・スマホのような使い方もできます。
ただ、付属のリモコンだけではブラウザの使い勝手はいまいちで、PCのような使い心地にはちょっと遠い。
ではせっかくの機能をどう活かすかですが、Fire TV StickはBluetooth機器の接続が可能です。
もちろん、Bluetoothのマウスやキーボードも接続することができます。
これで、PCのような使い方ができるのか試してみます。
今回接続するもの
・Logicoolの「MX MASTER 2S」
・Logicoolの「Ultrathin Keyboard mini」
「MX MASTER 2S」は過去に記事にしている、ハイエンドマウスです。
2台のPC間でデータの転送ができる「FLOW」や、高いトラッキング性能を有している、人気のマウスです。
最近、MX MASTER 3Sが発売されましたね。
もう一つのキーボードは、昔iPad mini 2を所有していたことがあり、その際に使用していたキーボードです。
iOS用に最適化されたキーボードではありますが、文字キーやShift、Enter、カーソルキーなどは問題なく反応します。
手持ちのBluetoothキーボードがこれしかないので、今回は仕方なく使っているだけで、Fire TV Stickで本格的にキーボードを運用するなら、別の製品がいいことは間違いありません。。。
Bluetooth機器を接続する
ではさっそく接続してみましょう。
「設定」->「コントローラーとBluetoothデバイス」の順に選択。
「その他のBluetoothデバイス」を選択。
Bluetoothデバイスを追加。
マウス、キーボード側をペアリング状態にする。
そうすると、検出結果として出てくるので、選択。
キーボードの場合は、ペアリング番号の入力を求められます。
接続完了。
使用感
Prime Videoアプリでも、マウスは反応していますが、カーソルが見えないため、正直使いづらいです。
スクロールボタンも反応はしますが、動画の通り画面の下へメニューが移動せず、挙動が少し怪しい。
Prime Videoについては、リモコンのカーソルキーで操作するほうが良いですね。
Firefoxアプリを起動し、Googleにアクセス。
Firefoxではマウスのカーソル(青じゃなくて、白い丸)も表示され、PCに近い操作感となります。
(PCというよりは、Androidタブレットにマウス・キーボードを繋いだ感じですね。)
接続したキーボードで、アドレスバーにURLの入力をしてみます。
使っているのがUltrathinだからなのか、入力する文字種(半角英数字とか、全角ひらがなとか)の切り替えが、キーボード上でできません。
いちいちリモコンを操作して切り替えないといけないのが、少し面倒なところ。
とはいえ、文字入力は各段に早くなります。
Outlookにアクセスしてみます。
スマホUIのOutlookが開きました。
Yahooニュースへももちろんアクセス可能。FireOSなのでスマホUIに。
ブラウザの動作は少しもっさりしています。
恐らくですが、4k版であればCPUの性能などが少し上なので、キビキビ動いてくれそうです。
ですので、4kを観る予定はないけど、少しでもレスポンスを気にする方は、4k版を購入したほうが良いでしょう。
(2021.02.06追記)
4k非対応のFire TV Stickですが、昨年、スペックアップして発売されています。(スペックシート見る限り、処理能力は4k版と同等のようです。)
まとめ
操作性は抜群に良いとは言えないが、使えないこともない。
というのが感想です。
といっても、あくまでキーボードやマウスの話。
Bluetooth機器が接続できて拡張できる、というのは大きなメリットだと思います。
例えば、Bluetoothスピーカーを接続して、高音質でPrime Musicを楽しむことだってできるはず。
この拡張性を活かして、より使い勝手を追及してみたいと思います。