セッティングに苦労…。設置位置と向きが決まれば使えないこともないです。
購入のいきさつ
ここ2~3年、夏になるとなぜか、実家のテレビの特定のチャンネルが映らなくなる現象が発生しています。
築40年にもなるとさすがにアンテナやケーブルに寿命が来てる可能性が考えられますし、私の実家は電波塔から距離があるため、そもそも受信する環境としてもそれほど良くないのでしょう。
(以前、テレビを交換した際に「ブースターつけたほうがいいかもしれませんね」と言われたこともあります。)
何にせよ、原因を特定して修理しないとテレビが好きな母親の楽しみが減ってしまいます。
私個人でできることこととしては、
・思い切って屋外アンテナを交換してみる
・ブースターを取り付ける
・屋内アンテナを試してみる
がありますが、この中でまずはブースターを取り付けるがベストだと思ったのですが、Amazonで屋内アンテナを探してみると、2000円代で多くの製品が販売されていたので、ダメ元で試してみようという、悪い癖(?)が出てしまいました^^;
中国メーカーの物が多数リストアップされますが、今回は近所のホームセンターでもアンテナパーツコーナーで目にしたことのあるメーカー、DXアンテナ社のものを購入しました。
UHF室内アンテナ(ブースター内蔵) US120AW
パッケージはシンプルで、アンテナ本体とACアダプタのみになります。
大きさは縦20cm程度。
アンテナと電源コードを挿せば、すぐ使えるというシンプルな造りになっています。
設置位置と向きがポイント
早速アンテナケーブルをテレビに接続して電源を入れてみると。。。
真っ暗。
無情にも受信できませんの文字が。
電波受信レベルも16くらいでした。。。
パッケージにも「強電界地域」用と記載が、我が家は電波塔から距離がある地域のため、それで駄目なのか。
あぁ、我が家にまた一つ、使わない置物が増えてしまった。
と思いながら、アンテナを振り回していたら、一瞬画面に映像が。
もしやと思い、位置や向きをゆっくり変えていった結果、「配置する位置や向きが重要」ということが分かりました。
我が家では窓際に近づけると受信感度が少し上がり、また、窓際でもアンテナの向きによって受信の状況が大きく変わりました。
向きが少しでもずれると、映像が乱れます。
調整が結構シビアです。
恐らく私の家が、電波塔から離れていることが原因だと思っていますが。
また、Amazonのレビューを見ていると、アルミホイルで囲うと受信状況が改善するというコメントも見受けられます。
試した結果、本当に改善されました(時折ブロックノイズが出ていたのですが、それも無くなり安定して映像が映るように)。
ということで、セッティングには苦労しましたが、屋外アンテナでは映らなかったチャンネルも映るようになりました。
屋外アンテナの設置が難しい場合の代替手段や、コストを抑えたい場合の手段として
今回、調整にやや苦労はありましたが、
・低価格で入手できること
・設置に大がかりな工事が不要なこと
といったメリットのある屋内アンテナ。
使用するにあたり、家庭によっては(家の位置といった地理的条件など)私のように位置や向きを細かく調整するケースもあるかと思いますが、
強風などでアンテナが破損してしまい修理までの間の繋ぎなど、一時的な利用としてなら良いと思います。
もちろん、映像が安定して映るならそのまま使うのも良いのではないでしょうか。
(私の実家では、夏の間はそのまま屋内アンテナの使用を検討中です。)
本製品は床置きタイプとなっていますので設置スペースが無い場合は、他に同価格帯で壁掛けできそうなアンテナもあるので、そちらを検討するのも良いかと思います。
強電界地域とは
パッケージにはこう記載があります。
電波塔からの距離が近く、電界強度が80dBμV/m以上の地域のことで、電波塔が見えていることが目安になる
らしいです。
うちから電波塔、全然見えないや。
ちなみにこちらのサイトでも、電波塔の電界域を参考にすることができます。
恐らくですが、ワンセグが見れるならセッティング次第で観れるのでは、という気がしています。